2006年度第2回日本疫学会理事会議事録(2006/4/8) |
日 時:2006年(平成18年)4月8日(土)14:00-16:00 場 所:新高輪プリンスホテル 客室棟1階 トパーズルーム 東京都港区高輪3-13-1 TEL(03)3442-1111 (代) 出席者(順不同、敬称略):吉村健清、上島弘嗣、児玉和紀、佐藤眞一、 辻 一郎、徳留信寛、中村好一、中館俊夫、丸井英二、三浦宜彦、山縣然太朗、山口直人、玉腰暁子、清水弘之、秋葉澄伯、鏡森定信*、深尾 彰*、川上憲人*、岸 玲子*、黒沢洋一* *委任出席者 欠席者(順不同、敬称略):古野純典、福井次矢 理事会を行う前に、秋葉澄伯 新監事からあいさつがあった。 <協議事項> 1. 2006年度第1回日本疫学会理事会議事録が承認された(ただし出席者、委任出席者、欠席者を明記すること)。 2. 理事選挙について 1) 田中恵太郎 選挙管理委員長の代理で、山口理事から2006年3月18日に行われた2006年第一回理事選挙管理委員会の報告があった。告示(案)を一部修正の上承認された。なお選挙人及び被選挙人の地域別等決定は、5月19日(金)までの申告分までとすることが承認された。 2) 選挙規定に関する協議事項 a. 理事選挙に際し地域ブロック別の必要性について 理事の選挙規定に関する細則第4条6項に規定されている理事の途中辞任についての取り扱いは十分な協議が必要である。今後の理事会で検討することとなった。 b. 理事定数について 現在の「理事の選挙規定に関する細則」第1条2項の地域別理事数の決定の手順は現実的でないと考えられる。よって事務局が改定案を作成し、次回理事会で協議することとした。 c. 選挙権及び被選挙権の要件 今後会費未納者の取り扱いならびに国外会員の取り扱いについては、事務局が改定案を作成し、次回理事会で協議することとした。 3. 奨励賞選考委員会の任期(2年、連続4年以内)は、理事の任期(3年)と異なるため運営に支障を来している。よって事務局は移行過程の措置を含め原案を作成し、次回理事会に諮ることとした。 4. 児玉NL編集委員長からニュースレターの紙媒体復帰に係る予算案が示され、今年度は約30万円の追加予算が必要との説明があり、承認された。 5. 山縣倫理問題検討委員長から、現在「戸籍簿原則非公開」要望書(案)を作成中であるとの報告があった。「住民基本台帳閲覧存続」要望書については、総務省の状況変化により再度倫理問題検討委員会を開き原案作成することとした。なお、疫学研究の中で重要な位置を占める住民票閲覧の必要性についても言及する必要がある。 6. 名誉会員推薦に関して佐藤理事から意見があった。これに関し名誉会員推薦担当理事は検討し理事会に報告してもらうこととした。 7. 佐藤理事からIM活性化のための提案があり、次回理事会で検討することとした。 8. 佐藤理事から評議員会など日本疫学会の活性化について提案があり、次回理事会で検討することとした。 <報告事項> 1. 「住民基本台帳閲覧存続」要望書について 協議事項5.の通り。 2. 第73回日本医学会定例評議委員会 能勢 日本医学会評議員の代理で出席した丸井理事から、①平成17年度日本医学会新規加盟学会は加盟申請件数30学会のうち2学会に決定したこと ②日本医学会役員の選挙結果、会長 高久史麿氏、副会長 岸本忠三氏(基礎) 久道 茂氏(社会) 井月康夫氏(臨床)に決定したこと ③第28回日本医学会総会開催地を東京、会頭を 矢崎義雄 独立行政法人 国立病院機構理事長に決定したこと が報告された。 3. 平成17年度日本医学分科会用語委員会 上島 医学用語委員の代理で出席した中館 医学用語代委員から、医学用語辞典作成について報告があった。 4. 各委員会報告 1) JE編集委員会 中村 編集委員長から ①投稿状況 ②刊行状況 ③投稿料・掲載料の廃止と、筆頭著者と連絡著者の会員義務化の案内をIMとNL、評議員には書面で行ったこと が報告された。またインパクトファクターについて質問があった。インパクトファクターは採用後2年程度経過の後決定されるため、JEの場合今年度中に発表されるものと考えられる。 2) NL編集委員会 児玉 NL編集委員長から27号を3月15日にHPに掲載したとの報告があった。 3) 倫理問題検討委員会 協議事項5.の通り。 4) 倫理審査委員会 山口倫理審査委員長(東日本)から、差し戻された2件の再審査を行いその結果両件とも承認したことが報告された。上島 前倫理審査委員長(西日本)からは案件がないことが報告された。 5) 国際交流委員会 上島 国際交流委員長から、「国際疫学会(IEA)参加奨励」の英語表記を「Travel Grant for the 17th IEA World Congress of Epidemiology」、創設年月を2005年1月に決定したことが報告された。 5. 第16回学術総会開催報告が 徳留信寛 前学会長からあった。 6. 第17回学術総会準備状況が 児玉和紀 学会長から報告された。 7. 第18回学術総会準備状況が 丸井英二 次期学会長から報告された。 8. 事務局から庶務報告があった。 9. その他 中村IEA理事から ①2011年IEA総会開催地をスコットランド・エジンバラにほぼ決定したこと ②Regional MeetingをAustralian Epidemiological Associationの総会にあわせて開催する予定であること が報告された。 |