2006年度第3回日本疫学会理事会 議事録(2006/10/27) |
<理事長選挙> <協議事項> 1. 2006年度第2回日本疫学会理事会議事録が承認された。
2. 名誉会員、功労賞、奨励賞の推薦
① 名誉会員の推薦について、名誉会員推薦担当理事は選考基準の詳細を検討する必要があると判断し、今年度は推薦を行わないとの報告が、名誉会員推薦担当理事の委員長代理 児玉理事からあった。
② 「日本疫学会功労賞に関する細則」第3条第2項に基づき、理事長は功労賞受賞者推薦担当の委員長代理 児玉理事からの報告を諮り、功労賞に下記1名を決定した(敬称略)。
徳留信寛(名古屋市立大学) ③ 奨励賞選考委員会委員長 児玉理事から、2名を選考した報告があった。「日本疫学会奨励賞選考に関する細則」第4条に基づき、理事長はその報告を諮り、受賞者を下記2名に決定した(順不同、敬称略)。
大久保孝義(東北大学大学院) 八谷寛(名古屋大学大学院) 3. 「評議員の推薦に関する細則」第2条第3項に基づき、評議員候補者の適否を審査し、下記2名を評議員会に推薦することが決定された(順不同、敬称略)。
有澤孝吉(徳島大学大学院) 関根道和(富山大学) 4. 規則の改正
1) 「理事の選挙規定に関する細則」について事務局が以下を提案し、承認された。
・ 各地区に所属する都道府県を明記する
・ 理事定数を15名に定める
・ ドント方式で各地区の理事数を決定する
・ 理事長指名理事、学会長就任による理事は理事会、評議員会、総会の承認を得る
・ 選挙権・被選挙権は国内会員がもつ
2) 「日本疫学会奨励賞選考に関する細則」の奨励賞選考委員の任期について、任期を3年とし再任を妨げないが連続2期までとすることを事務局が提案した。移行過程については、現在の選考委員は現理事会終了と同時に辞任し、今期を1期として扱うことが確認され、承認された。
以上 1)、2)を2007年1月の評議員会・総会で提案することが確認された。 5. 名誉会員の推薦方法について
名誉会員推薦の内規として、名誉会員推薦担当理事から資格要件 ①功労賞受賞者 ②理事・監事を1期以上 ③評議員を5期以上 が提案された。④に「以上と同等の者」を加えることで承認された。この案を2007年1月の評議員会・総会に報告することが確認された。 6. 日本疫学会の活性化について
・ IM(インフォメーション・メール)の原稿収集、作成、発信、HPの内容等を検討するIT委員会を設立することが事務局から提案された。 ・ 評議員の任期について再度検討する必要があることが確認された。 以上2点を次期理事会への申し送り事項とし、具体的な内容は次期理事会で検討することで承認された。 7. G・MRC制度準備委員に、疫学会の代表として玉腰理事を推薦することが承認された。
8. 第19回日本疫学会学術総会会長として中川秀昭 教授(金沢医科大学)が推薦され、承認された。
9. その他
1) 第5版IEA疫学辞典コントリビューターに、疫学会の代表として廣田良夫 教授(大阪市立大学大学院)が推薦され、承認された。中村IEA理事がIEA理事会にそのことについて伝達することが確認された。
2) 平成19年度から日本医学会助成費が廃止されることが確認された。
3) 社会医学系学会(公衆衛生学会、衛生学会、産業衛生学会、疫学会)理事長会議が10月27日現在までに2回行われたことについて理事長から報告があった。また、発起理由、会議内容の詳細について岸理事(日本学術会議会員)から報告された。なお、発生する旅費は疫学会で予算計上することが承認された。
4) Vol.17(1)のJE特別論文の英文校正費(本年度と来年度をあわせて150万円程)を寄付金・積立金定期から支出することが承認された。日本語文についても会員に還元することが決定した。
<報告事項>
1. 庶務報告(事務局)
2. 次期理事・次期理事長選挙結果報告(委員長代理:山口委員)
平成18年9月2日開票 於:福岡県保健環境研究所
3. 各委員会報告
1) Journal of Epidemiology編集委員会(中村編集委員長)
JE誌全巻が近々電子ジャーナル化される予定であることが報告された。 2) ニュースレター編集委員会(児玉編集委員長)
9月に28号が紙媒体で発行されたとの報告があった。 3) 倫理問題検討委員会(山縣倫理問題検討委員長 代理:事務局)
平成18年7月14日に住民基本台帳閲覧に関する意見書を総務省に、平成18年8月28日に戸籍法に関する意見書を法務省にEmailにて提出したことが報告された。 4) 倫理審査委員会(東日本:山口委員長)
東日本、西日本ともに案件がないとの報告があった。 5) 国際交流委員会(上島国際交流委員長 代理:事務局)
特にないとの報告があった。 4. 第17回日本疫学会学術総会準備状況が児玉会長から報告された。
5. 第18回日本疫学会学術総会準備状況が丸井次期会長から報告された。
6. その他
1) 中村IEA理事から、Regional Meetingが2007年8月にオーストラリア(タスマニア)で開催されることが決定したとの報告があった。
2) 日本医学会医学用語辞典英和第3版改訂にあたり、日本疫学会は上島医学用語委員、中館医学用語代委員、山口医学用語管理委員の3名で対応しているとの報告が山口理事からあった。
3) 日本医学会評議員について、日本疫学会では前理事長が就任することが確認された。
4) 日本学術会議ニュース・メールを事務局から理事MLに転送することが確認された。
5) 理事MLに新理事を加えることが確認された。 |